きりん録

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我儘ラキア新体制初東京バンドセットワンマンライブがめちゃくちゃ格好良かった

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2020.02.29(sat)at 渋谷 O-WEST
「Don't fear a new day」

 

我儘ラキア、新体制初東京バンドセットワンマンライブがめちゃくちゃ格好良かった。

元々ラキアは格好いい音楽をやってるし、格好いいことをやって来たし、いつだって勝とうという姿勢を強く感じてそこが好きなのだが、とりわけMIRIさんが加入してからその勢いというか先へと向かうスピードが更に上昇したように感じる。

正に昨日のライブには彼女達が新体制になってからの積み重ねがありありと滲み出ており、4人のコンビネーションがバチバチにキマっていたように感じた。MIRIさんにとってはラキアとして初の東京バンドセットワンマンでもあった訳だが、加入当初からの彼女の持ち前のラップスキルや個性に加えて、いい意味でラキアにフィットする形でラップを進化させてきたように感じる。

昨日のライブが最高だったのは、4人の絆が強固なものになりつつあり、それぞれが自分の役割を100%全うする姿勢が依然あり、ライブと人生を通して努力と経験を積み重ねてきたからこそ生まれたものなのだろう。

コロナの影響でライブ自体の開催が危ぶまれたりもしたが、おそらく彼女達はそういう問題があろうとなかろうと絶対に100%の力でライブをやり切ろうとするスタンスは変わらなかっただろうし、実際に自分の足で会場に足を運んで目で見て耳で聞いてそうだと強く思った。

星熊さんはそういった背景を踏まえた上で「今日という日に正解は無い」と言ってくれた。しかし、みんながここに来てくれたことは大正解だとも言ってくれた。星熊さんの言葉はラキアの歌に繋がる芯のある言葉だし、いつも心強く胸を叩く言葉だ。

また、星熊さん自身の夢の話もしてくれた。彼女にとってラキアは最初は通過点のひとつ思っていたようだが、今はこの4人の我儘ラキアで叶えたい夢が自分自身の目標になったと。絶対に叶えて欲しい。

そして、新体制初となるMVも公開された新曲の「RAIN」。

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直近で言うと「reflection」「why?」などにも共通するが、アイドルや音楽のジャンルをボーダーレスに飛び越えて正に「我儘ラキア」という音楽をより一層奏でているように感じる。

全力アンコール無しラストの新曲「Don't fear a new day」MCでも星熊さんが言っていたが、怖くなくちゃ(新しい日を恐れるな)とは言わないし、そういう人間誰しも持ってる弱さを抱いたまま光を歌うからこそ、ラキアの音楽は聞く人の背中をそっとでも心強く押してくれるのだろうし、それこそが唯一無二の「我儘ラキア」という音楽のひとつの形になるのだろう。

「今日が楽しい時間であればあるほど、いつか終わりが来てしまうことが寂しいし、それが永遠に続いて欲しいとも思う」

星熊さんは最後にそう語ったが、それこそが星熊さんらしさ、我儘ラキアらしさであり、だからこそ私にとって我儘ラキアは今を一緒に生きたいと思わせてくれる心強い存在なのだ。

 

 

ラキアメンバー、バンドメンバーの皆さんワンマンライブお疲れ様でした!我儘ラキア初のBAND SET全国ワンマンツアーがかなり勝負のツアーになると思うので陰ながら応援しております。また遊びに行かせていただきたいと思います!